SugarⅡ
「ヤダ。」
即答ね。
傷つくわー…。←
まぁ、分かってたけど。
姫仲が自分の意志で俺を見ることはないだろうから、俺が近付いた。
姫仲の耳元に顔を近付け、壁に腕をついた。
今までにないくらい至近距離で、逃げ出せる隙間もない。
「あ、りあけ……///」
「何だよ。」
「は、離れて…」
耳元で離すもんだから、きっと顔が真っ赤なんだろうな。
俺からじゃ見えないけど。
「ん…、くすぐったい…!」