ヒミツのお姫様☆2nd


ため息混じりに言葉を零す爽。



「俺の……理性の問題かな……」



そして、私にしか聞こえないような声でそう呟いた。


なっ!!!


り、理性っ///!?




餌を欲しがる金魚のように、口をパクパクと開閉させる私を、爽はふっと鼻で笑った。




「2週間……アイツがいるってことは……」



爽はチラリと花梨ちゃんに視線を向けると、またすぐに私に視線を戻した。



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