ヒミツのお姫様☆2nd



「うぃーすっ!」



軽くステップを踏みながら、昴は教室に入ってきた。


……今日も元気ですねぇ。



後ろには信哉もいた。



爽は……自分の席で寝ている。



珍しい……。



爽が、学校に来て寝るだなんて。



寝顔……見ちゃおうかな。


なんて、思っていたら。



――ガラガラッ!


「ビッグニューースッ!!」



という誰かの声が教室内に響き渡った。



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