ヒミツのお姫様☆2nd


この顔は……。



絶対に何かを知っている顔だ。




「うん。
昴知ってるの?」



「あったり前だっ!」



昴は、ヘヘンっと鼻を鳴らす。



「もったいぶらずに教えてよ」



「しょうがないなぁ……「全員、席に着けー!!」




昴の声と先生の声が重なった。


「ちぇっ……」


昴は、舌打ちをして、しぶしぶ自分の席に着いた。



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