いちごおれはお好きですか?




「でもでも…!」


私が話そうとしたら、
美也は急に真面目な顔になり、

『ん~まあ、先生にそこまで言わせるってことは桐乃真面目にテスト勉強した方がいいんじゃないの?』


と言った。



「…無理だよ~(泣)」


だって私、クラスでビリを争ってるんだよ?!

今更勉強したって…



『俺が…教えようか?』


後ろから声が聞こえた。
…この声!





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