いちごおれはお好きですか?



『なんでって…桐乃ちゃんの声が聞こえたからさ!な、陽斗♪』


『…おう』



私は椎名先輩はあいかわらず格好良くて…
みとれてしまった。



『で、何が苦手なの?』


先輩の質問の意味がわからなくて、私は首を傾げた。


『何の教科が苦手なの?』


先輩は優しく言い直してくれた。


私は小さい声で言った。


「…ぜんぶ、です(汗)」





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