いちごおれはお好きですか?




明日も教えてくれるの?
…/////


「あの!」


『…ん?』


「今日は、ありがとうございました!」


私は椎名先輩にお礼を言って、保健室から出ようとした。



『どこ行くの?』


私は先輩に腕を掴まれた。



「…へ?帰るんですよ、?」


先輩は私の腕を離そうとしない。


『…一緒に帰ろ。』


そう言って私の腕を掴んでいた先輩は、私の手を繋いで歩き出した。





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