いちごおれはお好きですか?



「…えっ」



私は先輩の答えにショックを受けた。


先輩、好きな人いるんだ…



『…早瀬?』



「っさよなら…」



私は気付いたら屋上を飛び出していた。


後ろから声が聞こえたけど、私にはそれどころじゃなかった。


「ははっ…振られちゃった。」




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