いちごおれはお好きですか?
「柚月先輩~!」
柚月先輩はお弁当を食べていた。
でも、すぐに私たちのところに来てくれた。
『桐乃ちゃんから来てくれるなんて、俺嬉しいよ♪』
「あの、これ…」
私は椎名先輩の上着を柚月先輩に渡した。
『…?』
「これ、椎名先輩に返しておいてもらえませんか?」
『いいけど…桐乃ちゃんが返さなくていいの?』
…返したいけど、関わっちゃだめなんですよ。
「はい!お願いします。」
『わかった♪渡しとく。』
「ありがとうございます。」