愛儚~AIYUME~
儚い夢
『……欄奈?欄奈?』
太く低い声が私の名を呼んでいる…。
私はこの声の持ち主を知っている。


「…春斗?本当に春斗なの?」


私より背の高い
その男はこくりと頷いた。



…私の目が潤っていく。

私の目を潤したその水は、溢れだし涙となって私の頬をつたる。







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