pinkな関係 そのみ×大河【完結】
ゆっくり歩き出した足は次第に速くなる


後ろから聞こえる足音は先輩のものじゃないんだ



それだけは




わかっていた。









「白石・・・」





一言だけそう言って

彼はあたしの隣に並んだ





っ・・・



うっ・・・






たまり続けた液体は



少しずつこぼれ雫のように舞った



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