せんぱいとわたし
いちねんめ

伸ばしたてのひら


せんぱいをずっと見ていた。

学園祭の間、
せんぱいの後を
こっそりつけたりした。


優しくて、香水の匂いがちょっと強くて、

背は高くなくて、けど笑顔が可愛い。


声も低くないけど、ミルクティーのペットボトルを開ける指が綺麗。


なんでも知りたかった。
いちばんの後輩になりたかった。
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