思い出は消えない
看護婦さんは私の真ん前でとまった。

「…え…。さっきは…どうも。」

「はぁ…はぁ…。やっぱり!さっきの人よね!萩夜くんから、お礼を言いたいから探してくれって頼まれたの!来て!」

「…えっ!!」

いきなり看護婦さんに

手を引っ張られて

患者さんの病室に

連れていかれた。
< 8 / 157 >

この作品をシェア

pagetop