幼なじみ
「んっ…ぁ。」

「嫌?」



こんな聞き方卑怯だって
分かってる。



でも…。



俺は意地悪だから。



俺は卑怯だから。



結衣が好きでいじり
たいから。



こんな聞き方をする。



「嫌…じゃっ…ない。」

「優しくするから。」

「んぅっ…。」



部屋の中に俺と結衣の
甘い声だけが響いてる。



「結衣っ…愛してる。」

「んっ…っ。」

「これからも俺の
 傍にいろ。」



結衣は微笑んだ。



「いる。
 離れ…ないでねっ。」

「当たり前だろ?」



俺は結衣に甘いキスを
落としていった。



「ぁっ…。」



結衣の弱いところ…。




< 63 / 151 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop