幼なじみ

「俺は内田さんとは
　何もねぇから。
　俺から振ったし。
　内田さんのことは悪く
　言わないでほしい。」



俺なりの…。



守りたいって言う気持ち。



最後くらいかっこつけても
いいだろ?



「な、内田さん。」

「え…。」

「和田。」

「あ?」

「幸せに…してやれよ?」

「ふっ。」



俺はそれから荒れた。



「悠ちゃん。
　あたしのこと抱いて?」

「俺でいいならいいよ?」

「ありがと♪」

「図書室な?」

「うんっ。」



俺は寄って来る女みんな
抱いた。



アイツを忘れるために。



俺の中から内田結衣を
消すために。



「おぃ、悠仁。」

「あ?」

「やめろよ。」

「何を?」

「女遊び激しすぎ。」