SUMMER TIME LOVE

「ナナ~!!」



一ノ瀬君はナナを呼び、ナナは一ノ瀬君目掛けて走って行きピョンピョン跳ねている。



「散歩中?」



ナナのリードを拾い上げてこっちに歩いてくる彼はまだ制服姿。



「うん…一ノ瀬君はまだ制服?」



「ちょっと寄るとこあってな!」




あぁ…



会いたいって思ったら会えた…





この時確信したんだ





やっぱりあたしは一ノ瀬君が好きだって…



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