SUMMER TIME LOVE

告白…。



いや…
本当は昨日河原でしようとしてたんだよね…



でも、あんな事あって
あんな瞳をする一ノ瀬君に
告白なんて
できないよ…



「安西さん」



あたしが机に突っ伏していると、岡崎さんが話しかけてきた。


うわ!


岡崎さん!



あの体育の事件以来からもずっと睨まれていたけど、声をかけてくるなんてなかったからビックリした。



それに何か目が怖い…。


完璧なメイクがまた、より怖さを引き立たせてるっ…



「なっ…何ですか?」



思わず敬語になる。



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