これはあなたへのラブレター
それから
純くんの魔法は完全にとけて
奈菜との関係は
また少し悪化した。
いつもどこかで
ひとりぼっちなきがして、
そのたびに純くんに話を聞いてもらっていた。
そのうちに
他の人より先に部活にもどった私は
純くんとその友達と
かえるようになって………
いつもの交差点を通りすぎたところから
純くんと二人きりでしゃべったりできるのが
一日のなかで一番楽しかったりして………
こうして
もうどうしようもないくらい
純くんへの想いはふくらんでいった。
だから、少しでもこっちを向いてほしくて、
大好きな甘いものをがまんして
ダイエットしたり
大嫌いな運動を始めたりして
私なりの努力をして
私は残りの中学校生活を
すごしていった。