小指心
「ちょ、おい。なにがどうしたんだよ」

「慶くん・・・」

「なんで涙目っ?!!///(なんで照れる)」



(慶ビジョン)

『慶くん・・・///』
↑顔ほてってる、目潤んでる、上目遣い。



「ねぇ、告白とかって明日じゃ遅いかなぁ・・・?」

「はっ、お前告るのっ?!!?!?」

「ていうか、お試し最後の日だから・・・」



どーしよぉー!!!!!!!!(号泣)



「おいおい、いつも男前のお前が泣きべそかくなんて・・・(汗)」

「いや、だって今日じゃ心の準備出来ないし・・・明日じゃ『今更なに?』ってなるし・・・」

梓ちゃん、まだ僕の事好きかどうかもアヤフヤなのに。
本当にどうしよう。

「え?俺なら嬉しいな」

「は?」

「いや、今日でも明日でも。告白されるんならいつでも嬉しいと思う」

「そりゃあそうだけど・・・」

「じゃあ、ちょっと待って。もし信条に告白されたら、お前どう思う?」

「・・・」

・・・普通に嬉しい。

「顔が赤いってことは嬉しいんだろ?」

「・・・///」

「(ぅわ、俺まで恥ずかしくなってきた)」

「・・・うん、嬉しい」

「だ、だろ?それと同じなんだって!」

・・・そんなもんかぁ?
なんだか納得のいかない話だけど、僕もそう思う。

「なるほど」

「そう思わねぇ?」

「・・・ちょっと、思うかも」

「『かも』って、お前いつからそんなに初々しくなったんだよ(汗)」

「ぇ、うそ初々しい?」

「・・・(少なくとも俺には初々しく見えるんだよっ!!///)」

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