幸せの寄り道



その後からは2人に言われたことや先生のことでいっぱいだった




「陽向、帰るよ~!!」


気づくと放課後になっていて沙耶と幸奈が私の横に立っていた



「陽向、何ぼーっとしてんの?おいて帰るよ~!!」


沙耶がそう言ってわらっていた


「陽向ちゃんどうしたの?」


幸奈は心配そうにこちらをみていた



「あぁ何でもないよ!!ごめん今日先帰ってもらっていい?」


私は2人に手をあわせながら聞いた


「わかった。じゃあ明日ね♪」


「陽向ちゃん何かあるならいつでも言ってね!!じゃあ明日ね♪」


2人がドアに向かって行く


「また明日ね♪」


手を振りながら2人を見送ったあと私は荷物を鞄に詰めた



窓からは夕日が差し込んで暖かい



窓をあけると5月の少し暖かい風が吹いた
グランドではクラブの人たちが走っている


「ねぇ、そんな所で何してるん?」


振り向いてみると先生がいた



「何、してるんですかね?」


笑いながらまた窓の外をみた




カツ、カツ



足音がだんだんと近づいてきて私の横でとまった




「先生はどうしたんですか?」


私は先生を見上げて聞いた


「う~ん、ちょっと顔みたくて来てみた」



「顔?その人みつかったんですか?」



私がそう聞くと先生が私に手をのばしてきた



「見つかったよ。いまここで。」


そう言って私の頭に手をのせた





私はびっくりして先生をみていた




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