幸せの寄り道
私は2人とそのまま別れて教室に入った
「ちゃんと先生に慰めてもらえた?」
そんな声と笑い声がした
どうにかするとは言ったけど何をすればいいの?
なんでこの人達はこんなに楽しそうなわけ?
自分の机に行くと落書きされまくっていた
まだシャーペンだったのが救いだ
内容は全部冷やかし
このまま何もしないではいられない
はやく考えないと!!
「え~、一生懸命書いたのに無視~!?」
落書きを書いたらしい人が笑いながらわざとらしく言った
「そろそろほんとの事聞きたいよな~」
いろんなところから聞こえてくる声で上手く考えられなかった
キーンコーンカーンコーン♪
授業が始まるチャイムの少し後に先生も来て静かになった
そのまま休憩になれば騒がれ授業ではひそひそと話すが繰り返された
お昼休みで私は当然沙耶たちのところに行けないので外に出た
茜ちゃんたちの言うように他の学年にも知られてるんだなぁ…
すれ違う人達の反応をみて実感した
見られながら食べるのは気が引けるので人気のない場所を探した
たどり着いたのは図書室の一番奥
やっぱ人気のなさの定番?
いつもは沙耶のいろんな話を聞いていて静かになることはなかったお昼も、1人だとこんなに静かなんだ……
最初は頑張ろうって思ったのに、もう心が折れそう
1人はやっぱり寂しいよ…。