幸せの寄り道
「――夏川!?」
倒れていたのはやはり夏川で顔が真っ青になっていた
「おい、どうしたんだよ?」
揺すっても起きないし呼吸はしていてもほんの僅かだ
俺はボタンを1つ外してあげて抱えて保健室に走った
夏川を抱えた俺をみて大声で騒ぐ者や友達を呼んでひそひそ話す者もいた
騒いでいる生徒を見に保健室からちょうど保健医が出てきた
「河野先生、その子!!」
「図書室で倒れたんです!!」
「奥のベットへ!!」
そのまま保健室のドアは閉めて鍵がかけられた
「貧血ですね、疲れが溜まってたのかも知れませんね。」
「疲れ……。」
「倒れた時に頭を打ってるみたいですから一応病院に行きましょう。先生も状況を説明しないといけないのでついて来てください。」
「はい。」
その後、教頭や夏川の担任や学年主任がきて救急車で夏川と教頭と俺が病院に行く事になった
「いったい何があったのですか?最近の噂の事もありますし………。」
「実は夏川さんのことを探していてその事について話そうとしてたんです。それで図書室に行くと奥の方から大きな音がして、行ってみると夏川さんが倒れていたんです。」