相伴って比例するイケナイ関係
この方向は、資料室だ…
「な、なんで!一回だけって言ったじゃんっ」
「俺がそれで満足するような男に見えるか?」
「…………」
「それに、イケナイ関係の方が普通にするより燃えるしな」
「………っ」
私は燃えない、全然!
「そーゆう顔すると」
私の目の前に手のひらを見せて開くとそこには、私のピアスが光る
あっ!
「返して欲しいなら、また行くぞ」
…………
そして、結局
「もっ…無理っ」
少し暗い資料室で私は彼に必死に訴える
「体力ないな…っ!」
肩で必死に息をする私を見下ろしながら、色っぽくそんな事を言う彼
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