相伴って比例するイケナイ関係
「だ、だって」
「それより、のろけてる暇なんてないんじゃない?」
「え?」
伊織がそう言い廊下を指さすと、その先には秋と女の子が何やら話している
「…あ」
「告白かな」
気になって、つい見つめていると二人で歩き出してしまう
「行かなくていいの?」
「あ…うん」
「なんで?」
「そーゆう約束だから」
「は?」
意味が分からない、と言う顔だ
「なにそれ」
「んーと、それは…」
「ゆや!」
伊織に説明をしようとした時、クラスメイトに名前を呼ばれる
「え?」
振り向くと、教室のドアをさしながら"お客様だよ"と言い、その人を見ると思わず顔がひきつる
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