相伴って比例するイケナイ関係
く、黒崎くん?
「…うわっ」
顔に出すなんて最低かもしれないけど、そんなのどうでもいい
互いに目が合うと彼は手をあげて私に手招きをする
「あれって、黒崎くんじゃん」
「うん、ほら、秋と幼なじみの関係で色々と…ね」
「あ、そっか。」
「じゃあ、ちょっと行って来るね」
私は席を立ち上がり黒崎くんの所に行くと"いきなり、ごめんな"と誤ってくる
「あ、ううん。で、なにか?」
「ちょっと、来て」
そう言う黒崎くんは、なんだか様子がおかしい
いつも、こんなに丁寧に私に接しないのに
なんで?
「わかった…」
とりあえず、ついて行けばいいか…なんて思い、私は黒崎くんについて行った
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