相伴って比例するイケナイ関係
「…それ、本気で言ってるのか?」
「黒崎くん…」
「俺はそうは思わない」
「…?」
「確かに、お前が言う通り同情かもしれない、人間の都合で助けてそれで終わりだってある」
黒崎くんがそう言い、そっと子猫を撫でる
「だけど、コイツは今目の前にいるんだよ」
「……」
「この世に生まれて、ここまで生きてきた…そんなコイツが目の前で苦しんで生きたくてやっと俺を見つけた。確かにただのただ一匹かもしれねぇけど、やらないならやったほうがいい」
「黒崎くん…」
「俺は目の前の一匹を助けられないような人間にはなれない」
「…………」
あまりにも、強いその言葉に私はもう何も言えなくなってしまった
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