キミに捧げる初雪
黒猫が、ナガセユキコの前に立ちはだかる。



フーッと低い声を出し、オレを睨み続けている。



なんだ?この黒猫は…



黒猫なのに、尻尾の先だけ白い特徴がある。



「クロ…お前どうしてここに?」



ナガセユキコが、目を見開き黒猫を抱き上げた。



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