無口な若頭と心に傷を持つ少女
海さんに手を握られながら

部屋に入ると

黒いソファーやら

黒いテーブルやら

全部黒で統一されていた。

伸司「ッチ 目障りなんだよ。」
ほら。

私は、やっぱり疫病神だから

ここにはいちゃいけないんだよ。
陸「伸司いい加減にしろよ。妃奈ちゃんは、そこらへんの女じゃねぇ。」

海「そうだよ。伸司ちゃん」

伸司「女は、いらねんだよ。」

妃奈「私…帰るよ」

龍「伸司!!お前にも闇があるんだろが。こいつにもあるんだよ。テメェはこいつの中身を見ていってんのか?見てねだろうが?」

伸司「しるか!!」

伸司さんは部屋を出ていってしまった。
< 24 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop