無口な若頭と心に傷を持つ少女

過去

疫病神

それは、お母さんの言葉

まだ中学に入学したばかりの頃

私は おとうさんがいなくても

お母さんがいてくれるだけで

幸せだった。

いつも、早起きをして

料理が苦手なお母さんが

下手くそだけど

卵焼きを焼いてくれたり

でも…それは

すぐに壊れた。

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