6 L O V E .


 実は秋歌ちゃん・・・長谷川くん目的で来たいって言ってくれたんだよね。

 なんかあたし・・・すごく複雑な立場だな。


 「別に・・・狙ってるわけじゃ・・・」



 「長谷川くんまだみたいだし、一緒に声かけてあげるっ」



 「え、で、でも・・・」



 強引にあたしの腕をとる秋歌ちゃん。
 だけど、こうでもしなきゃ自分から声をかけることは出来なそう。

 周りを見ると、早くもおしゃべりに花が咲いている・・・。


 「トッシーさん!」


 げっ。さすが秋歌ちゃん、もう声かけてる。



 「雅、がんばれっ」


 桜ちゃんと櫂さんがニヤニヤしてるし・・・。


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