[完]ヤクザが愛する女~Ⅲ~
「では指輪の交換を…」


龍司が神父さんから1つ指輪を受け取った。


その指輪は前に貰ったペアリングではなくシンプルにダイヤだけがついた指輪だった。



ペアリングじゃなくて結婚指輪…


私は龍司の手によって左手のグローブが外された。



そして左手の薬指に指輪がはめられた。



私も神父さんから指輪を受け取って龍司の左手を取り左手の薬指に指輪をはめた。




私たちは顔を見合わせて笑った。
< 80 / 92 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop