手紙





「そう・・・ですか」





残念そうに財布をしまう。





「すみません。着替えてきます」






先ほどとは違う意味で下を向く睦月。





奥へと入って行った。






身軽なワンピースに着替えて沖田の前に現れる睦月。






申し訳なさそうに笑った。






「すみませんでした。折角言ってくださったのに・・・・」






「何で睦月が謝るんですか」







< 346 / 432 >

この作品をシェア

pagetop