手紙
「・・・・・・あたしもです」
「え?」
「本当は、沖田さんにずっと手紙書いてました。でも、送れなくて・・・友達にこの文通はおかしい、ありえないって言われて、やめたほうがいいって言われて・・・沖田さんはずっと待っててくれていたのに・・・・すみませんでした」
睦月の目元が光る。
涙だ。
「いいんですよ。顔を上げてください」
涙を溜め、ゆっくりと顔を上げる。
「また、くれたじゃないですか」
言いながら、手元にあった睦月からの手紙を少し上にあげた。