嵐の如く~俺様ヤクザが愛する女~龍・乱舞編
俺はシロの連絡で慌てて屋敷に戻る。



応接間で紫岐様と陽女華がソファーに座り俺を待っていた。


「忙しいのに…済まない…」


「噂には聞いていました。お忍びで紫岐様は来ているコトを…」


「それは千暁からの情報か?」


「そ、それは…言えません」


俺は墓穴を掘ってしまったようだーー




紫岐様が直接…俺の元に来るのは初めてだった。


「まあいい…お前に彼女を預けようと思ったが…千暁と繋がっていると知った以上…
此処には預けられないな~行くぞ!陽女華」


紫岐様はソファーを立ち上がった。





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