【完】あなたの指先で愛して

「雅也…あなたの指先で愛して」



清香はしゃがむ俺にギュウっと抱きつくと、優しく耳元で囁いた。



「いっぱい、愛してやるよ」



俺は清香を持ち上げて、机の上に座らせた。



そして、清香を俺の指先でたくさん愛した。






今まで愛さなかった分も、熱く、激しく清香を愛した。



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