My letter
なんだろう、誰か告白してるのかな…



聞いちゃ悪いので立ち去ろうとした私を次の一言が許さなかった



「僕も…好きです」



聞き間違えるはずがない



その声は私の好きな人のものだから…



私は素早く下駄箱から手紙を取り出して走った



「はぁ…はぁ…」



告白する前に振られた、告白すら許さなかった…



虚無感にも似た物凄い絶望感だった



私に残さたのは右手に強く握り締められて、ぐちゃぐちゃになった手紙だけだった

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