ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】


「じゃ、職員室に呼ばれてるので行きます」

「え…ちょっ、岩瀬くん!?」

呼び止めようとしたが、岩瀬は行ってしまった。


「えー…」

今の岩瀬くんの告白を、どう受け止めたらいいのだろう?


でも、やっぱり前と比べて雰囲気が柔らかくなったような気もするしー…良かったのかな?

ん…良かった?


「妹尾さん!」

そんなことを考えながら教室に向かっていると、声を掛けて来たのは立川。


「高橋、インフルだって?」

「あ、うん。一週間休むってさっき香奈が…」

「じゃあ、妹尾さんにとってはちょうど良かったね」

「え?」

「高橋がいない方が進路に集中できるでしょ?」

ギク。

「それとも、心配でしょうがない?」

「…立川くん、それいじわるで言ってる?」

朝から、図星を突いてくるー…

「ごめん、ごめん。で、昨日図書室で探して何か見つかった?」

「え…」

先生のインフルエンザと、岩瀬の告白で一瞬忘れていた。

「まだ見つかってないなら…」

「ねぇ、立川くん!」

昨日、養護の先生と香奈に言われたことー…



「変なこと聞くんだけど…」

「何?」

「私と先生って似てるかな?」

「え…先生って、高橋と?」

「うん」

「えー…」

自分から聞いといて、すごくドキドキしている。

立川くんの表情も、何か険しいし…






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