雫の恋
「何ソレ!?俺、勝手に外人にされてない!?しかも女っぽい!!」

何を言うか。あなたにピッタリではないか


「じゃぁ…名前…なんですか?」

「さっき言ったけどな……………優斗だ」


ああ!!思い出した!!

私はポンと左手のひらにこぶしを乗せる


「よろしくお願いします優斗さん」

いやぁ…何度も名前を間違えてしまって申し訳ないねぇ…


「こちらこそ」

私が頭を下げると、優斗さんも頭をさげた



「そっちも話し終わったみたいだし、一緒に家に行こうか」

お父さんが楽しそうに言い放つ。やっと帰れるんだ~わ~い…って…「一緒に」?



……今日から一緒に住むの?


マジで?


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