初恋な彼女。




「…俺は、空が好きだ」

ぷっ。

なんか、告白みたいじゃん。


広介は川沿いの道を歩きながら、

ポケットに手をつっこんで。

空を遠くに見つめながら


「空があれば、俺は
生きていける。」

「……おおげさ」

「だろーな。」





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