あなた誰
何で看護士なんだろう。医者じゃなくて看護士?
医者ではもう学力が無理だった。
でも看護士なら。

あと拓也にナース姿を見せたら喜ぶだろうなーとかも考えたかな。笑

本当に私って単純。
でもそんな単純が私は好き。

そんな風に思いながら今日の仕事をやっていた。


仕事が終わり、携帯を見た。
「あ!雪人さんからメールだ。」
【じゃあご飯でも行く?】

私は【奢りなら良いですよ(笑)ちなみに明日と土曜日が休みです。】と返した。

【じゃあ明日ご飯行こう。集合場所はあの公園で昼12時。】

「雪人さんと明日ご飯か。久しぶりに誰かとご飯食べるなー。」

集合場所って聞くと拓也の事故を思い出す…。また泣きたいし震えてきた。

こんな時はずっと一人。
だってもう拓也が居ないから。拓也…拓也…早く帰ってきて…


気づいたらもう朝だった。
そういえば昼間だったな。
ご飯っていえば夜でしょ?
まあいっか。
とりあえず準備して行こう。



「美幸さんー。」
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