華〜ハナ〜Ⅱ【完】
遠い目をしている槇原。
「…もう喧嘩に参加出来ないんじゃない?」
「あ゛?」
その怪我で、まだ動くつもりなのかしら。
馬鹿ね。
「中はどうなってるの?」
「俺らの優勢。」
意外ね。
自信家の蓮士たちが負けてるのか。
「嘘。多分、紅蛇は負ける。」
は?
「俺らも…真っ当にやりたかった……」
したを向いて、私からその表情が見えなくなる。
真っ当に、ってどういうこと?
あ、そういえば言ってた。
―紅蛇は女だろうが子供だろうが容赦ない。
なるほどね。