華〜ハナ〜Ⅱ【完】
「なんだ…柚かよ〜」
李玖が息をつき、それぞれしていたことを再開する。
「お姉さんお姉さんお姉さ〜ん!!!!!」
みんなの前だからか、ユズキの口調が幼い子供のもの。
…毎晩会ってたのに。
「こら柚っ!!!侑希に抱き着くなっ!!!!」
「いやぁ〜!!楓いや〜!!!!」
「なんだとっ!?」
「きゃ〜!!!きゃははは!!!!」
楓が私からユズキを引き離して、二人の追いかけっこが始まった。
部屋が広すぎるからかなり全力で走っても大丈夫。
私はユズキが離れたため、ふわぁ…とあくびをして雑誌を見だした。