華〜ハナ〜Ⅱ【完】



結局私が一口しか食べなかったかき氷は結都が食べた。


「甘え…」って顔をしかめていたけれど。





日が暮れて暗くなると、だんだん海から人が減っていった。






「侑希!行ってみようよ!」



楓はきゃっきゃと笑って、走っていく。



それを後ろから結都と二人で追いかけた。




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