SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
「美羽!! ちょっあんたこの頃顔ヤバいよ」
「雪ちゃん、それって酷くない??」
新学年に進級!!
3年になっても雪ちゃんとは同じクラスで…
竜だけが隣のクラス。
『なんで俺だけ~』って泣いてたっけ。
「鏡見たらわかるって。抜け殻化してるって!!」
「だぁって~ メイクする気もしない。」
「そんなに、鉄也さんと会ってないの??」
「鉄兄が家に帰ってから一回も会ってない。」
「なっ何でよ。 もう一週間経つじゃん。」
「会いたいけど… なんか言いだせなくて。 鉄兄も言いださないのはあたしが早く鉄兄のいない生活に慣れたいって思っているの知ってるから」
「そんなんで、あんた大丈夫なん??」
「ダメなの雪ちゃんがよく知ってるじゃん。」
「美羽は、毎日会いたくて… いつも一緒にいたい!! だもんね」
「はぁ… 会いたいよ」
「美羽、座って。 とりあえずメイクしてあげる。 そんな顔鉄也さんが見たら嫌われるよ」
「会う予定なんてないし… いいよ。」
「どこかで、ばったりって会うかもでしょ!! 女は化けてなんぼでしょ!!」
化けるって…
雪ちゃんらしくて、久々に大笑いした。
鉄兄がいないと、あたし笑う事さえ忘れてた。