SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
幸子さんが淹れてくれた紅茶は本当に温かくて… おいしくて。
「美羽ちゃん、わたしも最初はすごく不安だったんだ」
「幸子さん??」
「彼がどう思うかとか… これからどうなるのかとか… きっと今の美羽ちゃんもそうだと思う。」
「幸子さん… あたし…」
泣かないようにって。
なるべく泣かないようにって頑張ってたんだけどやっぱりムリみたい。
「泣いていいよ。 わたしがそばにいるから」
「幸子さ~ん。 グス」
「きっと、美羽ちゃんはわたし以上に不安だよね。 まだ高校生で、鉄也も学生で…
でもね、美羽ちゃんがひとりで悩む問題じゃないよ」
「でも、こわぃん… です。」
「鉄也がどう思うかとか、これからのこととかだよね… 美羽ちゃんの気持ち怖いほどわかるよ」
「幸子さんまで泣かないでくださいよ~」
「だって~。 美羽ちゃんがあんまり泣くから」
「幸子さんが優しいから涙止まんないんです。」
「どっちにしろ、鉄也の意見も聞かないと。 」
「それは…」
「産むにしても、産まないにしても美羽ちゃんひとりで決める事じゃないよ」
「でも… 鉄兄には知られたくない」
「美羽ちゃんは産みたい??」
「今のあたしに産みたいって選択枠あるのかな?? 鉄兄だってきっと困るし、だったら知られないうちにって…」
「それでいいの??」
「許される事なら鉄兄の赤ちゃんだもんあたしだって産みたい!! でもそれで大好きな鉄兄を苦しめるようならあたしは…」
「鉄也も幸せ者だねそこまで愛されたら。 でも美羽ちゃんが鉄也を想うように、鉄也も同じように美羽ちゃんの事想ってるって思うよ」
「幸子さん…」
幸子さんの胸の中は思ってた以上に温かくて。
一緒になって泣いてくれる幸子さんの存在は今のあたしの支えで…
幸子さんとこんな風になれるなんてね。
幸子さんと初めて会った頃のあたしには想像もできないだろうな。