SECRET♥LOVE 元ヤン彼の スィート♥レッスン~同居人は甘々年上狼君~Ⅱ
「美羽さん、好きな人とか彼氏とかいますか??」
「あたしは…」
彼氏いるよ。鉄兄だよ。
そんな風に言えたらどんなに楽だろう。
言葉にならない声を飲みこむ事しか出来ない。
「すいません。いきなり… あたし振られちゃいました。」
「鉄兄に?? 」
「美羽さんは鉄兄って呼んでるんですね。」
「あっうん。」
「鉄ちゃんってカッコよくて優しくて…ずっと好きだったんです。わたしの初恋で、小6で告白して、鉄ちゃんは高校生で相手にされないって思ってた」
「小6か… 長いね。」
「鉄ちゃんを好きになったのは小3だから…我ながらすごいですよね。鉄ちゃんに16歳になったらお嫁さんにしてやるよって言われてすごく嬉しかった」
「……」
「でも、わたしを傷つけないための社交辞令だってわかってましたけど…」
「美月ちゃん…」
「それでも、約束だもん。当たって砕けろ!!って想いで今日ここに来て見事に砕けました」
「……」
「でも、諦めません。 鉄ちゃん好きな人がいるみたいなんですが、私の方が絶対鉄ちゃんを好きなはずですから… だから諦めません」
「強いね…」
「美羽さん応援してくれますか??」
「あたしなんかじゃ何の役にもたたないよ。」
「いいんです。美羽さんに応援してほしいんです。 」
「……」
頷く事も否定する事も出来ない。
「約束ですよ。 応援!!」
笑顔の美月ちゃんが眩しくて…
真っすぐ顔見れないよ。