元カレ教師・完結編~君がいる日々、いない日々~
「ごめんね、待たせちゃって。」
あたしは笑みを浮かべて床に腰を下ろした。
「いや、あの…
うん、もういいよ。
私の方こそごめんね、変な事聞いちゃって。」
「そんな事ないよ。
それどころかさ、ありがとう。」
「え?」
「初めてあの頃の事を冷静になってちゃんと考えた。
そしたら、色んな事が分かったの。
あの時の自分が、直感でだけど思ってた事とか。
それをね、みやびちゃんに聞いてほしいんだ。」
「妃奈ちゃん…」
「聞いて貰っていいかな?」
「勿論。」
みやびちゃんは何かを見据えるように頷いた。
そんなみやびちゃんを見て、あたしは更に落ち着いた。
「あの時のあたしは…」