元カレ教師・完結編~君がいる日々、いない日々~

親の気持ち



今日も外は真っ暗だ。


あたしは駅から自宅に向かっていた。


そういえば、今日はお姉ちゃんが帰って来る日だ。


ぼんやりとそんな事を考えていたら、ある不安が過ぎる。


お姉ちゃんがあたしよりも早く家に帰ってくる確率は高い。


みやびちゃんが、また包丁を持ってお姉ちゃんを出迎えたらどうしよう…


否、多分それはもうしないだろうけど…


でも絶対しないとも限らない。


それだけは、なんとか避けなければならない。


『時既に遅し』かもしれないが、あたしは歩く速度を上げていった。


< 145 / 410 >

この作品をシェア

pagetop