桜姫紀
「今の誰?」

「えっ?・・・誰なんだろ。」

「おいおいおい・・。」

呆れた眼差しを向けられる。

「だっ大丈夫だよ!」

きっと…

「でも何か嫌な予感。」

「竜、勘がいいもんね。」

そう、竜は本当に勘がいい。
まぁ、全てが全て当たるわけじゃないけど。

「それを利用して占い師にでもなったらー?」

「あのなぁ。占い師って普通女がやるだろ。」

そうかな。

「じゃあ女装でもすれば?」

「頼む。俺が悪かったからそれ以上余計なことを言わないでくれ。」

ん~でも竜の女装・・・。
ダメだ。うけてきた。

「プッ・・!」

「はぁ・・・。って、あ。」

「え?あ。」

顔を上げると鬼のような顔をした先生。

「お・ま・え・ら?」

「あ、えっと・・」


「こんの遅刻常習犯ーーーーー!!!」


< 29 / 73 >

この作品をシェア

pagetop