あなたは嘘を信じるの?
―麻柚は……―



ん………


ここ、あたしの部屋か



『痛っ!な、縛られてるし。うわぁ。痣ついてる。最悪』




そんな事を、言っていると父親が入ってきた




父「おぉ。帰ってきたか。バシッ!ははっ。そんな目すんなよ。なぁ。こんな目にあってんのは、お前のせいだろぉ?これは運命だ。分かってるよな。麻柚。ボコ!」




あたしだって、伊達に世界1の族の総長をやっているわけじゃない。



お父さんの暴力なんて、避けようと思えば、全然避けれる筈だった。




それでも、避けないのは……………―――――――









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